FP検定受験するまで知らなかったんですが、日本でFP検定とるのって”日本ファイナンシャル・プランナーズ協会”と”金融財政事情研究会”の2つの受験の選択肢があるんです。
しかも、試験内容が違うんですが試験日や受験料、取得した資格としての価値は一緒っていう謎な位置づけです。
純粋な疑問で、なんで2つあるの?って思いません?
オレは思いました。これは何らかの陰謀が働いているのではないかと!!
そう思って調べてみました。 が、案外すぐ答えが見つかりました。
このQ1-3に答えが載っていました。
Q1-3
FP技能検定が2団体で実施された導入経緯を教えてください。A1-3
日本FP協会
日本FP協会はCFP®、AFPの資格認定を、金融財政事情研究会は金融渉外技能審査(金財FP)の資格認定を、それぞれ独自に実施していました。
平成13年10月、職業能力開発促進法の一部改正により、民間機関の活力を活用して技能検定を行う制度として、技能検定の指定試験機関制度が創設されました。
平成14年4月、職業能力開発促進法に基づき働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する技能検定制度の対象職種に「ファイナンシャル・プランニング」が追加され、その技能検定の合格者には「FP技能士」という称号が付与されることになりました。このことは、ファイナンシャル・プランニングが社会にとって必要かつ有益であることが公に認められたものであると考えられます。
これを受けて、日本FP協会は、「ファイナンシャル・プランニング職種に係る指定試験機関」の指定申請を厚生労働大臣あてに行い、平成14年6月、同職種の指定試験機関として指定を受け、それまでFPに関する資格認定の実績を有していた2団体が、複数指定試験機関方式で実施することとなりました。
平成16年度から日本FP協会と金融財政事情研究会との試験実施日を統一(1級実技試験を除く)し、2級及び3級学科試験において、両団体は同一試験問題で実施しています。なお、1級学科試験は金財のみで実施しています。
それぞれ別の試験もともとやってたのを法律をもとに統合したんですね。
両団体得意分野が違うみたいで、日本FP協会の方は個人メイン、金融財政事情研究会(金財・きんざい)の方は法人メインな感じがします。
現実に金融系の会社でFP取らされる場合は金財のほうを受けさせられることが多いようです。(金融機関勤務の友人談)
ただし、先にも言いましたが資格としての価値は一緒です。