この記事は以下の人に向けての記事です。
- クレジットカードは悪用されそうで不安という人
- 使いすぎちゃうから現金での支払いのみでカードを持っていないという人
クレジットカードの利用者は保護されている!
クレジットカードの利用に際しては、利用者に落ち度がない限りはかなり保護されます。
落ち度とは、カード裏面に署名しない、暗証番号を他人に教えたなどですが、通常使っているだけではありえないシチュエーションだと思って結構です。
クレジットカードの利点
利点は以下の3点です。
紛失・盗難時の対応
財布を落とした、盗まれたといった場合、キャッシュカードや現金だけ抜かれてたなんてケースよく聞きますよね。
友人は先日7万円入りの財布を落として、見事に中身だけ抜かれてました。かける言葉がなかったです。。
カードの場合は会社に連絡すればその段階で使用停止となりますので被害を少なくできる可能性があります。
海外旅行保険の無料付与
年会費無料のカードでも要件を満たせば海外旅行時の怪我や盗難の保険機能もあります。よく言われますよね。楽天カードだと出国前の空港までの交通機関の費用をカード決済するだけです。電車代だけでも大丈夫です。
私自身は一度だけ使ったことがあります。インドネシアでラフティングやっていた時にボートが転倒して川底に足を打って捻挫しました。全治1ヶ月とかかかりましたが、カードの保険機能で全額保障されました。あの時は社会人なりたてでお金無かったので助かりました。加えて言うと、通院にかかるタクシー代も保障されていたので、無駄にタクシー乗った記憶が。笑
最近だと無料のがん保険がついてくるケースもありますね。条件厳しいので使う機会はそうそうないでしょうが。
あとキャッシングもあるけど普段は使わないでしょうし、お金の使い過ぎが気になるならキャッシング不可に設定しておいた方が良いです。
利用履歴が明確に判別可能!
クレジットカード持つと使いすぎとか、金の管理が心配という人には、3か月程度逆にクレジットカードで買い物することをお勧めします。履歴がわかって振り返りに使えるからです。
現金だとレシート残しておかないと把握は100%ムリですが、カード利用なら今は連携してくれるサービスがいくつも出ています。マネーフォワードとか。
お金の勉強は自分がいま何に使っているのか?を把握することから始まりますのでぜひ試してみてください!
個人的なオススメのクレジットカードの使い方
私は日々の支払いを可能な限りまとめる、目的別にカード持つの意識は持っています。
(カードに限らずですが、資本と労力は集中投下した方が効率的だと考えているためです。)
VISAかMasterのどちらか選んでおけば今はそんなにどこも変わらないです。また還元率も人気のカードを選んでおけば大体ほぼ同じなので、自分の生活圏にある有利なカードを選びましょう。
注意点は、クレジットカードという名のリボルビング払い専用カードが存在するので、そのようなカードは選ばないようにしましょう。
個人的に利用しているカード
楽天カード ⇨ 年会費無料、高還元率、貯めたポイントの使いやすさでチョイス。基本の支払いはこのカード。海外旅行保険も十分なレベルで付随しているので、文句なし。
SaveONカード ⇨ 生活圏の関係で西武系で買い物する機会が多いので、その際はこちらのカードで決済。
おわりに。むしろ本音でお伝えしたいこと。
単純な話、クレジットカードの利用をおススメする理由は、ポイントとかだけじゃないです。
極論を言うと、経済の仕組み上、利用しないと消費者-店舗両方が損を被るからです!
どういうことかというと、物には値段が決められていると思うのですが、定価が決まっているもの(書籍など)以外は基本的に店が自由裁量で決められます。ですが、もちろん法外な値段をつければ売れないですし、安すぎたら売上の機会損失になるので、自然とある程度の領域に収まるわけです。
クレジットカードを店舗で使えるようになるには各カード会社に加盟する必要があるわけですが、決済単位で店舗側にカード会社への手数料支払いが発生してしまいます。
そうなると、店舗側は収益を上げるために店舗の設定する各商品の値段にはカード手数料およびそれに付随する費用を上乗せしないといけないことになります。例えば、本来であれば100円の価値で売ることが妥当な商品を110円の価格設定にしなくてはいけなくなるわけです。(ここでは理解しやすくするために手数料のパーセンテージを10%以下と想定します。)
筋が通ったやり方をするならば、現金払いは100円でカード利用時に手数料分を設定価格に上乗せした110円の販売で良いと思うのですが、カード会社の利用規約で決済方法による支払い金額の差をつける行為を禁止しているのでそうはなっていません。(一部の店舗では昼時NGとかありますが本来はNGな行為です。)
支払額は現金・カードともに110円になりますが、現金の人は100円の価値を110円で購入していることになり、カード利用者の手数料分を現金支払いの人が肩代わりしている構造になるわけです。
すなわちカードを使う事は、ポイント還元という意味ならず、物の本来の価値により近い価格で購入することができる行為なわけです!
私がこのカラクリをはっきり意識したのは社会人になってからですが、今思うと学生の頃からカード中心にしておけば良かったです。
クレジットカードの利用が多いと店舗側もカード会社との交渉で手数料が低くなる可能性も上がるので、クレジットカードを利用することで将来的な価格的なメリットを受けることができるかもしれません。そうなれば店舗、われわれ消費者はWin-Winの関係を築くことができます!
ですので、カードを今持っていない人・使っていない人にはこれからぜひとも使っていってもらいたいです。