疑問

雇用保険は定年後に活用できるのか?

2020/02/12

最近2000万円問題とか副業解禁とかいろいろニュースが飛び交っていますね。みんな老後が見渡せないから不安になるんだよね。

メディアの報道の仕方と報告書作成した人に対しては幾分か思うところはありますが。

個人的には、2000万円がなくともなんとかなるかな(=死にはしないだろ)って思っている部分が強いのであんまりピンときません。まだ若いっていう事情もあるけれども。

ふと思いました。

そして、不安ついでに最近は60歳過ぎて年金支給まで65歳までの空白期間に再雇用で頑張るって人が多いと職場で話していて、ふと思いました。

定年退職後に雇用保険って使えるのか?っと。

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使えるんであれば、人によっては最長1年間、現役時代の80%くらいの収入は確保できることに。年金支給の空白期間に1年間の収入があるのは、正直デカイ!!

個人的な推論は、そもそも雇用保険は失業時のセーフティーネットだから「定年退職」=「無職」なので、必要な条件さえ満たせばイケるはず。

で、調べてみました。

結論は

 端的に言うと、結論は使えます。(条件付きで)

雇用保険の適用条件は以下の2点です。

1.ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。

2.離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足2)が通算して12か月以上あること。

引用:ハローワークインターネットサービスより

年齢による制限はないんですね。

ただし、”就職する積極的な意思があり”という文言がある通り、そもそも働こうとする意志のない人は対象外です。

しっかりと対象外の人に書かれています。

次のような状態にあるときは、基本手当を受けることができません。
 ・病気やけがのため、すぐには就職できないとき
 ・妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
 ・定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
 ・結婚などにより家事に専念し、すぐに就職することができないとき

引用:ハローワークインターネットサービスより

最近は再雇用制度がある会社も多いですので、そもそも働くのであればそちらを活用したほうが利点が多そうな気がしますが、

  • ・所属する会社にそのような制度がない
  • ・制度があったとしても、条件が悪い

とかで、コンビニバイトとかをしようと思っている方がいれば制度をうまく活用してみてもいいのかなと思った次第でした。

何もしないでお金をもらえるなんて、世の中そんなに甘くないですね。

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